CM 10 高空間分解能の三刺激値色彩計


精密なラボ測定と色座標の直接表示
Instrument Systems社のOptronik製品ライン、CM10は、幅広い光源に対応した高精度の三刺激値色彩計です。非常に高い信号ダイナミックレンジと600klxまでの広い測定範囲を特徴としています。CM10の測色ヘッドには、Xred、Xblue、Y、Zの各三刺激機能に対応したフルガラスフィルター付きのシリコンフォトダイオードが4個搭載されています。これにより、特に正確な補正が可能になりました。
読み取り値は、ボタンを押すだけでCIEの各座標系で表示されます。また、Yチャンネルにはルクス単位の測定値が表示され、Yチャンネルの優れたV(λ)補正機能により、DIN 5032-7(2017年)に準拠したクラスLフォトメーターの要件を満たしています。
CM 10 – 商品詳細
- X-Y-Z(CIE-LAB)、x-y-Y(CIE-LAB)、u-v-Y(CIE-UCS 1960)、u'-v'-Y(CIE-UCS 1976)座標系での色値の測定と、Kでの相関色温度
- 6段階にわたる幅広い測定範囲、最大表示値600klx、最も感度の高い測定範囲での表示分解能0.1mlx(Yチャンネルに適用)。
- 14mmの入光部による高い空間分解能(ゴニオ測定に有効)
- V(λ)アライメント≦1.5%(Yチャンネル)、精密光電流増幅器付きシリコンフォトダイオード4個、35℃の恒温安定性
高い空間分解能での測定に最適
CM10は、例えば、光束と色座標を同時に測定するためのゴニオメーターや積分球と一緒に、単独の測定ステーションとして、幅広い用途に柔軟に使用することができます。さらに、標準的な照度Aのプロジェクターユニットと組み合わせて、ECE R3またはR27に準拠した再帰反射の色を決定するために使用することもできます。
他の三刺激値色彩計とは異なり、この検出器の入光面積はわずか14mmであるため、自動車のヘッドライトのカットオフラインに沿った色ずれの分析など、高い空間分解能での測定を重視する用途に適しています。
Technical data
Further parameters in the data sheet and brochure